僕らの生きている世界とは
Innocent Voices見ました。
11歳のチャバが暴力におびえながら生きなければならない世界がそこにはありました。
いまだに世界には30万人以上の子供たちが少年兵として戦わされています。
アフリカのウガンダでゲリラ(Lord's Resistance Arimy)に捕まり、兵士として戦わされていた16歳の女の子の話を書きます。
「...一人の男の子がゲリラから脱走しようとして、失敗してつかまりました。男の子は手を縛られ、ゲリラの大人たちは、私達、捕まったばかりの新しい子供たちにその男の子を棒で殺させました。私は気持ちが悪くなりました。私はその男の子を知っていました。私達は同じ村の出身だったんです。私は男の子を殺すのを断りましたが、彼らはそれなら私を殺すと言いました。彼らは私に銃口を向けました。私はやるしかありませんでした。男の子は私に聞いてきました。「なぜこんなことをするの?」。私は、私にはどうすることもできないの、と言いました。私達がその男の子を殺したあとで、ゲリラの大人たちは私達に、私達の腕にその子の血を塗らせました。彼らは、こうすることで私達が死を恐れなくなり、逃げ出そうとしなくなる、と言っていました。...私はまだ、私の殺した同じ村のその男の子を夢に見ます。夢の中で、その子は私に話しかけ、こう言うんです。「君は何の罪もない僕を殺した。」そして、私は泣きながら目を覚ますんです。
(Human Rights Watch, http://hrw.org/campaigns/crp/voices.htm)
これが僕達が今生きている世界です。